購入のポイント
投資物件の購入を検討する過程では、さまざまなアドバイスや専門的な知識が必要になります。投資物件購入の際のポイントを以下にまとめてみました。
資金計画について
投資用不動産を取得する場合の資金計画は、余裕を持って立てることをお勧めします。例えば、空室が1部屋となっただけで、ローン返済が滞ってしまったり、設備更新や建物の修繕ができないほど、資金がない状況では、不動産経営は成り立ちません。ある程度予算に余裕を残せる規模・価格帯の物件を選ぶようにしましょう。
収益計画について
投資するからには、少しでも高い利回りの物件を購入したいのは当然ですが、不動産投資については、継続的な安定収入の確保が重要です。適正な賃料・適正な入居率を見定め無理の無い収益計画を立てましょう。
エリアと立地
安定した収益をあげるには、入居者ニーズの高いエリアにある物件を選ぶことをお勧めします。都心部で、かつ交通の便が良い立地が好ましいでしょう。また、生活の利便性など、周辺環境も重要なチェックポイントです。
築年数について
表面利回り上、収益性が高い物件であっても、購入後すぐに大規模修繕などの大掛かりな工事が必要となるケースも多々ございます。出来れば、築年数の新しい物件が望ましいですが、新築物件は利回りが低めで、流通も少なく、選択肢が限られます。購入を検討する際は、利回りだけでなく、築年数や修繕履歴もチェックしましょう。
管理状況について
同じ築年数であっても、管理状態によって、資産価値に大きな差が出ます。管理状態の悪い物件では、管理状態の良い物件に比べ、清掃費用や修繕費用が多くかかってしまう場合もあります。購入を検討する際は、必ず現地で管理状態について確認することが必要です。また、建物設備や仕様、室内リフォーム状況なども入居率に大きく影響するので、細かな確認が重要になります。